農地の取得等の手続解説

農地の貸借や売買でお困りの時は農地中間管理事業や特例事業を活用することをお考えください。

ケース51人の受け手では取得困難な大きな農地が処分される場合(面積のミスマッチ)

1人の受け手では取得困難な大きな農地が処分される場合(面積のミスマッチ) イメージ画像

(ケース4)とは逆に、経営規模の大きな農家が農地をまとめて売りたい場合(売却による離農等)、1人の受け手ではその農地全部は買えないということがあります。
このような場合、大きな農地をまず農地中間管理機構が取得し、規模拡大を志向する複数の農家に再配分することで問題を解決できます。農地中間管理機構の調整により、出し手に対しては円滑な離農(又は規模縮小)を、受け手に対しては農地利用の効率化に配慮した無理のない規模拡大を支援することができます。

面積のミスマッチの場合の農地中間管理機構の役割